作詞作曲：穂末（水鏡P）
歌：鏡音レン＆鏡音リン

ただ抱きしめたかった。恋におぼれて息をとめた。たったそれだけのこと――。






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＊＊＊歌詞＊＊＊

あふれ零れた涙と想いを　すくうその指思い浮かべ　ひとり夜明けを待つ

ふたりに許されたのは　その世界　覗き見ることだけ
消えぬ幻追い求め　ふたりはその世界へ手を伸ばした
引き返せぬと知りながら

夢への入り口　きらめく水面にうつる世界に　あなたがいるのなら
触れ合うこの手をつかんで　今すぐ　そこへ連れてって
涙に歪んで　広がる波紋が　あなたをかき消すその前に　はやく
覚悟は出来てる
光の向こう側へ……

この想い叶うのなら　この世界にさよならを


あなたのその瞳に
光の魔法は
ひもとく想いを
誘う唇は

届かぬ想いを　見ないふりをして　明日へ向かうことは　もう出来ない


この瞳に映し出された　虚像と幻覚がみちびく　あなたへ
たとえどんなに愚かであろうとも　愛に形がないことの意味に気付いた気がした

光の魔法が奇跡を起こして　僕は　私は　果てなく堕ちていく
冷たいその手と触れあう瞬間　走るこの想い
名前も知らないあなたの瞳に　おかされ溺れた　この身も心も
神の矢ひとつで変わるようなものじゃない

この想い届かぬならこの命に意味はない
この世界にさよならを


彼に許されたのは　その世界　覗き見ることだけ……