作詞作曲：穂末（水鏡P）
歌：鏡音リン＆鏡音レン

運命が実在しないなら、運命を変えようとすること自体が現実逃避なのかもしれない。それでも――。






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＊＊＊　歌詞　＊＊＊

この身は君を守り抜く剣なのだと信じて……

ゆくあてもないぬかるんだこの旅路　古びたひとつの鍵
君が見つめる未来への扉　もう僕には辿りつけない

この空のどこかに神様がいるなら　ふたりで
このちっぽけな星を蹴飛ばして　断罪に行こうか

ひとりぶんのこの鍵は　私をどこへと導くの

この手に君を守り抜く力があると　最後まで思い込んでいたくて　瞳をとじた
錆びつき朽ちゆくこの剣で　運命なんて壊してやると言い聞かせて　もう一歩先へ

光は果てしなくこの空を突きぬけて　でも僕が目指したのはそんなものじゃない


振り返ればどこまでも続いていく　ふたりの足跡
寄り添いあう影は　もうすぐ光にかきけされる

ふたり描いた夢の欠片　この場所に埋めて置き去って

どれほどつらい旅路でも君がいるならそれでいい　光あふれる扉へ　手をひいて
剣が君の手をすりぬけても　運命はまだ変えられると言い聞かせて　この旅路を進む

あたたかい記憶より　どんなに冷え切っても　その身体　ずっと抱きしめていたいの

光は果てしなくこの身すら貫いて
古びたこの鍵は決められた未来ひらく
かなうなら　ふたりであの空を越えて　この剣で　運命を変えるため……

この手に君を守り抜く力があると　最期まで思い込んでいたくて　瞳をとじた
錆びつき朽ちゆくこの剣で　運命なんて壊してやると言い聞かせて
すぐそこにある別れに辿りつくまで……